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2009.09.20  真珠のお粉

真珠のジュエリーを造るときは、真珠に穴をあける。
真珠専用の穴あけ機をつかっての作業になる。
穴をあけると真珠の粉が出てくる。
粉は穴をあける度にどんどんたまっていく。

私の粉だらけの穴あけ機をご覧になったお客様が、
「その粉をいただけるかしら? 化粧水やクリームに入れると肌にいいって
聞いたし、飲んでも身体にいいって。」

古代より真珠の粉はその成分から美容や健康にいいとされている。
だが、私は丁重にお断りした。
なぜなら真珠の粉だけではないからである。

真珠には核がはいっている。
ドリルは容赦なく核まで穴を開けていく。
だから核の粉も含まれているのである。


      下の受け皿に粉が落ちていく

古代は天然真珠であった。
したがって今のような核ははいっていない。
割って、叩いて、磨り潰して粉にしていた。

されど今は養殖真珠である。
当然、核がはいっている。
その核は人間の美容と健康に配慮してつくられてはいない。
あくまでも真珠層を巻くためのものである。
なかには化学処理をしたもの、蛍光塗料を塗布されたものまであるとか。

ケシには核がはいっていない。
そういう意味では「真珠のお粉」としては純度が高いといえよう。
されどその粉がけっこう臭うのである。


      0.9mmの穴が開いた黒真珠

投稿者 poerahi (14:03) | PermaLink
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